導入
以前、AndroidにDebianをインストールしてHomebridgeのサーバ化という記事を出しましたが、これからHomebridgeに更新があって、インストールの仕方が変わった&hb-serviceが以前の方法だと実行できなくなりました。そこで、今回はインストールし直したので変更点を中心に記事にしました。
Debian、Ubuntuのインストール
前の記事ではDebianをインストールしていますが、今回はUbuntu 22.04 LSTを使用しました。(Linux DeployのUbuntuを22.04 LSTにアップグレードしてみる)ただ、そんなに大きな差はないはずです。今回は省略します。
Homebridgeのインストール
4まではGitHubに書かれている通りです。
1. curl -sSfL https://repo.homebridge.io/KEY.gpg | sudo gpg --dearmor | sudo tee /usr/share/keyrings/homebridge.gpg > /dev/null
GPG鍵を保存します。(Linux deployでインストールした直後はcurlが入ってないからsudo apt install curlとかで入れてください)
2. echo "deb [signed-by=/usr/share/keyrings/homebridge.gpg] https://repo.homebridge.io stable main" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/homebridge.list > /dev/null
ソースファイルにリポジトリを追加します。
3. sudo apt-get update
4. sudo apt-get install homebridge
Homebridgeをインストールします。最後の方にchrootだから実行できないよ!みたいなことを言われるはずです。
5. sudo /opt/homebridge/start.sh --allow-root
これでHomebridgeが実行できるはずです。http://IPアドレス:8581にアクセスして、セットアップ画面が表示されることを確認してください。確認できたらcontrol + cとかで停止してください。
スタートアップ設定
前回とはHomebridgeを実行するためのコマンドが違うためスクリプトの内容が若干違います。
6. echo 'sudo /opt/homebridge/start.sh --allow-root' | sudo tee /etc/rc3.d/S99homebridge
rc3.d(ランレベル3で実行されるスクリプトが入っているフォルダ)にS99Homebridgeというファイルを作成してsudo /opt/homebridge/start.sh --allow-root
を書き込んでいます。
7. sudo chmod 755 /etc/rc3.d/S99homebridge
実行可能なファイルにします。
これで完了です。Linux Deploy開始時にHomebridgeが起動するようになるはずです。