Arch LinuxでJWMを使う

投稿者: | 5月 21, 2024

きっかけ

デスクトップ環境は今回i3-wmをインストールしましたが、JWMもインストールすることにしました。ざっくりした記事ですので気をつけてください。Arch Linux以外のLinuxも同じ要領で行けるはずです。

参考にしたサイト

joewing.net「JWM Setup Guide」
ArchWiki「JWM」
ArchWiki「ディスプレイマネージャ」

手順

ディスプレイマネージャ一はLyを使用しています。

1. 必要なパッケージをインストール

sudo pacman -S make git cairo librsvg pango libjpeg libpng libxext libxrender libxmu libxinerama libxpm

2. clone

git clone https://github.com/joewing/jwm.git

3. configure

cd jwm
./configure

インストール漏れがなければデバッグの項目以外有効になっているはずです。

4. パッケージをインストール

make
sudo make install

5. セッションファイルの作成

sudo vim /usr/share/xsessions/jwm.desktop

でひらき、

[Desktop Entry]
Name=JWM
Comment=This session logs you into JWM
Exec=jwm
TryExec=jwm
Type=Application
X-LightDM-DesktopName=JWM
DesktopNames=JWM
Keywords=tiling;wm;windowmanager;window;manager;

を記述します。

これで完了です。LyでJWMを選択できるようになっているはずです。

カスタマイズ・設定

~.jwmrcが存在しない場合はgit cloneしたフォルダの中のexample.jwmrcを

cp /jwm/example.jwmrc ./jwmrc

とかでコピーしてください。そしたら、

vim ./jwmrc

で開いて適当にいじってください。めんどくさいのでここでは設定ファイルの書き方は書きません(Arch Wiki公式ページを見てください)が、

こんな感じにしました。ChromeだけMenuで出てくるようにと、ウィンドウの切り替えがマウスカーソルの位置ではなく、WindowsやMacOSと同じようにクリックによるウィンドウの選択になるようにしました。それ以外は特に弄りませんでした。JWMをRestartしたところ、適用されました。

おわりに

LyとJWMという、Brainuxと全く同じ構成になりました。最低限のGUIしか求めて無いので当然の帰結かもしれませんが。

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