USB PD PPSを使用した小型可変電源「mini PD-PPS VariablePowerSupply」

投稿者: | 6月 22, 2024

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BOOTHで販売中
かなり組み立てるのが難しいため基板での購入はおすすめしません。詳しくは組み立て方まで。

特徴

・PD PPSを使用(PPSモード) *1
パソコンの充電等に使用されるPDの規格の一つであるPPS(Programmable Power Supply)を使用します。そのため、お手元のUSB PD充電器がこれ一つで可変電源と使用できます。

・Fixモード *1
USB PD充電器がPPSモードに対応していない場合はFixモードに自動的になります。もしくはOUTPUTボタンを押しながら電源に投入することで入れます。5,9,12,15,20Vなどの充電器側が対応している電圧を選択することができます。

・トリガモード *1
可変電源機能だけでなく、任意の電圧を取り出すことのできるUSB PDトリガーとしても使用できます。従来の9,12,15,20Vしか出力できないトリガとは一線を画します。一度設定してしまえば差し込むたびに電圧を設定する必要がありません。

・簡単な操作
本体に4つのボタンが付いており、簡単に設定の変更・ON/OFFが行えます。電圧は0.1V単位で指定することができます。

・63Wまで対応 *1
21V 3Aまで対応しています。一般的な可変電源よりも強力です。

・小型 *2
わずか1.5×4.5cmです。

・電圧・電流・電力計内蔵 *3,4
現在の出力電圧・電流・電力が測定・監視できます。また、キャリブレーションによって精度*3を確保できます。

・出力のON/OFF機能搭載 *5,6
一般的な可変電源・直流安定化電源と同じようにOUTPUTボタンがあります。簡単にON/OFFができます。

・異常電圧保護機能
出力電圧が設定値の90~110%を外れると即座に供給を遮断します。

・安価
高価な液晶や、ロードスイッチを使用していないため、部品のコストを抑えられます。

・定電流モード(CCモード)(予定)
PPSには、CVモードだけではなく、CC(LC)モードも存在します。これを利用して定電流モードを実現します。

*1:USB-PD充電器が対応している場合
*2:筐体を含めず、回路基板のみの場合
*3:あくまでも目安です。
*4:測定を負側で行っているため、USB-PD充電器と負荷の両方が接地されているとGND経由で電流が流れるため電流の計測ができません。
*5:ON/OFFを負側で行っているため、USB-PD充電器と負荷の両方が接地されているとGND経由で電流が流れるため常にONとなります。
*6:MOSFET1つでON/OFFを行っているため、逆流保護はありません。モータ等の誘導性を持つ機器を使用する際はお気をつけください。

使い方

小型可変電源「mini PD-PPS VariablePowerSupply」の使い方

基板のみを購入した方

小型可変電源「mini PD-PPS VariablePowerSupply」のV1基板の組み立て方

注意事項

・本装置を使用して発生したいかなる損失も保証しかねます。
・逆流保護が無いため、誘導性の負荷の使用は逆流保護のダイオードを挿入するなど、注意してください。
・負側で電流の測定・ON/OFFを行っているため接地には気をつけてください。

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