色々なルータをOpenWrt化させてたときに部屋からBuffaloのWZR-HP-G302Hが発掘されたので、当然OpenWrtを導入しようとしのですが、これが曲者でした。
なんか、WZR-HP-G302Hも発掘されてたからこいつに入れる pic.twitter.com/DWQFNlg9xc
— Unagi Dojyou (@Unagi_Dojyou) January 24, 2022
結果的にはWZR-HP-G300NHのRTL8366RB用のものが適合し、正常に動作しました。
DD-WRT OpenWrt 適材適所で両方使いたい人向け @ ウィキを読めばわかるように、WZR-HP-G302Hにはどうやら2つのタイプが有るようで、CPUがAtheros AR9132とAR7242の2タイプが有るようです。そして、BUFFALO WZR-HP-G302H A1A0 – 鉄のブログによると、A1A0はAR7242のようです。A1A0やA2A0はSSID等が書かれているシールに書かれています。
しかし、自分が持っていいたのは写真にあるようにA2A0のものでした。分解して、CPUを調べてみたところ、
AR9132でした。よって、A2A0はAR9132です。私は当初このことに気づかずにA1A0用のOpenWrtをインストールしてしましい、起動しなくなってしまいました。
ここでDD-WRT OpenWrt 適材適所で両方使いたい人向け @ ウィキにかかれているようにWZR-HP-G300NH用のOpenWrtをインストールしようと試みました。OpenWrtのWZR-HP-G300NHページを確認していると、どうやらWZR-HP-G300NHにはイーサネットスイッチのチップがRTL8366RBのものと、RTL8366Sの物が存在するようです。再び自分のWZR-HP-G302H A2A0を確認してみると
RTL8366RBでした。よって、WZR-HP-G302H A2A0はWZR-HP-G300NHのRTL8366RB用のファームウェアを使用すれば良いです。多分DD-Wrtでも同じだと思います。OpenWrtのファームウェアはRTL8366RB用にはファイル名にrbと入っています。(例:https://downloads.openwrt.org/releases/21.02.0/targets/ath79/generic/openwrt-21.02.0-ath79-generic-buffalo_wzr-hp-g300nh-rb-squashfs-factory.bin)
自分のWZR-HP-G302H A2A0はすでにA1A0用のを焼いてしまい、文鎮化してしまっていたので復旧作業を行いましたが、まだ焼いていない人はFirmware OpenWrt Installの方をダウンロードして、ルータの管理画面のファームウェア更新からインストールできると思います。(確認してないのでもしかしたらできないかも) 他の方法としてはデバック画面からtelnetを有効にしてU-bootの設定を変えたり、シリアルポートを利用する等があります。
次の記事では文鎮化したWZR-HP-G302H A2A0の復旧方法について書こうと思います。
WZR-HP-G302H A2A0の復旧(シリアル通信を用いたOpenWrtの導入)
5chのOpenWrtスレだと割と最近でも、古いWZR-HP系のTelnetからubootenv listコマンドによるSoCチップの判別方法(AR9132とAR7242)と
G300NH系では19.07以前のOpenWrtを一旦導入してからSystem Logでスイッチコントローラの差異を判別する方法が報告されてたので
Twitterで試行錯誤されてるのを見てヤキモキしてました。
復旧作業お疲れ様です。
コメントありがとうございます。そんな方法があったのですか…5chは情報量が多すぎて避けてました。CPUを調べる方法はありそうだなとは思っていたんですが、スイッチコントローラも可能だったんですね。(19以前はもともと同一ファームウェアだったのか)
こちらのページの情報とコメントの情報で無事にA2A0にopenwrtの導入ができました。
お二人ともどうもありがとうございました。
5chから必要な情報を探し切れていなかったので、こちらのページが大変助かりました。
義実家のルータをA1A0で文鎮化してややこしくなるところでした(笑)。