Androidタブレット(チャレンジタッチ)をHomeKitのコントローラとして使う

投稿者: | 2月 15, 2024

導入

Homebridgeを使っていろいろ制御できるようにしたのですが、物理的なスイッチが無いのも不便なので、部屋で暇を持て余している魔改造チャレンジタッチをコントローラとして使ってみることにしてみました。こんな感じになりました↓

タッチして操作します。(iPhoneやiPadのホームアプリと全く同じ)
写真を見てもらえればわかるように。iosのホームアプリが表示されています。要するにios実行端末をAndroidから遠隔操作している感じです。

方法

大雑把には
ios(今回はiPod 6 th)を脱獄して、解像度を変更、VNCサーバ化
タブレットにVNCクライアントを入れる
といった感じです。

iosの脱獄

今回はiPod 6 thでios12だったのでcheckra1nを使用して脱獄しました。サーバとして使用する端末、iosバージョンに合わせて脱獄ツールを選んでください。

iosに導入したTweaks、設定

解像度変更Upscale
 今回使用したチャレンジタッチの画面比が3:4であったので、1536×1152に設定しました。(本当は2048×1536とかにしたかったのですが、VNCで何も表示されなかったので泣く泣く1536×1152に…)
VNCサーバscreendump
 一番の要です。VNCサーバするTweaksです。チャレンジタッチの解像度に合わせるため、解像度を1024×768に指定しました。ポートは5900です。
横画面化GyrationNoForcePortraitLock
 ホームアプリを横画面表示するために導入しました。
あとは設定から画面消灯を無くす設定、IPアドレスの固定をしました。
ホームハブ化homekithub
 今回の内容と直接関係は無いですが、非対応端末をホームハブ化できる優秀なTweaksです。

Andoridタブレット(チャレンジタッチ)側

チャレンジタッチはAndroid4.2.2なので、それに入るアプリを紹介してます。もっとバージョンが高い端末を使う場合は適宜アプリを変えてください。
VNCクライアントMocha VNC Lite
 フルスクリーンモードと画面Rock機能(Lockするとスクロールできるようになる)があったので導入しました。ポートは5900です。接続時にパスワードを設定していないのに入力を求められますが、適当に入力すれば接続できます。
ナビバー、通知バーを隠すfull!screen(google playにないです)
 Android4.4未満ではナビバーを隠すことはroot化なしではできないので、full!screenを導入しました。
画面の明るさ変更MacroDroidAndroid4.2用
 チャレンジタッチには明るさセンサが無いのでこのアプリで時刻、照明の状態(HTTPで取得)で画面の明るさを変更するようにしました。組んだマクロはこんな感じです。

画面の最小の明るさ変更GravityBox
 常時点灯なので、夜の画面の暗さをディフォルトより大幅に小さくしました。

まとめ

こんな感じでコントローラを作成できました。同じVNCサーバに複数台の端末をクライアントとすることができるので一つサーバ用iosがあれば何台も置くことができます。

参考ツイート

追記

こんな感じで壁に貼り付けたり、MilkyWayを使用して天気予報も表示させてみました。

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