きっかけ
Android12のカスタムロム(LineageOS19.1)が使用できるようになったらしいので、ドアフォンのアプリと組み合わせてインターフォン専用機として卓上に置くことにしました。ついでにPovoのSIMを挿してSMSを受け取れたらいいなと言うことでプラスエリア化を試してみました。C6833だったと思います。
参考にしたサイト
[Xperia Z Ultra C6833]band19 LTE プラスエリア化の覚書 – BOOLEE STREET.net
一番参考にしました。ほとんどの手順はこのサイト通りに実行しました。
前提
Windows10 64bitで実行しました。
必要ファイル
QPST-HtcDiagDrv-Tools-All.zip
HTCDiagDrivers.zip、QPST 2.7 build 402 solcam.7z、wxmsw293u_gcc_custom.dll.7z、mzTool_1.2.1a.exe.7zがセットになったファイルです。どこからか入手したんですが、忘れてしまいました。
QXDM-3.12.714-www.getdriver.com-.rar
オリジナルはこれです。日付をある程度前に設定しないとライセンスエラーとなり、使用できないので注意してください。自分は2013年に設定しました。
z1f_rfnv_b19.zip
オリジナルはこれ(パスワードはb19)です。
手順
参考にしたサイトと異なったところ、つまずいた点だけ取り上げます。
root化ツール
一番初めに本体のroot化を行わなければいけませんが、自分はrootkitXperia_20150926.zipを使用しました。取得元は
【Xperia】各機種ワンクリックroot取得【Z/Z1/Z2/Z3 等】- キューブ実験室
ドライバの署名
Windows10では
http://ashiter.com/?page_id=2469
こんな感じで無効にします。シフトキーを押しながら、通常通り再起動のボタンを押してもオプションの選択のところに入れます。
QPST EFS Explorerがドラッグアンドドロップできない
z1f_rfnv_b19.zipから展開したファイルを本体にコピーするときにドラッグアンドドロップでコピーできませんでした。仕方ないので右クリックして一つずつコピーしました。20以上のファイルがあるので地味に大変でした。
QXDMのライセンス切れ
ダウンロードしたQXDMを実行しようとしてもライセンスが切れたからIDとパスワードを打ち込め、みたいなのが出てきて、無視しても書き込みができませんでした。これはこのツールが出てから時間が立ちすぎているため起きる現象らしく、Windows本体の時間設定を2013年とかにしたら起動しました。
バンドの選択
日本で使われているバンドのみを選択し、B1、B3、B8、B11、B18、B19、B21にしました。
おわりに
せっかくプラスエリア化したのにPovo(というかau)はVoLET対応じゃないと電波が掴めないようです。プラスエリア化に失敗してベースバンドを破壊してしまったと思いましたが、成功はしていたようです。OCNモバイルONEのSIMを入れたところ正常に使用できました。