回路図
回路の仕組みを知りたい場合は、電子負荷を自作してみた~設計編~を見てみてください。
部品リスト
CPUクーラー以外は秋月電子通商で購入することができます。
- Q1 NchパワーMOSFET
電子負荷IRV Electronic Load 抵抗値とトランジスタの決定で決めたものを使用してください。 - C1,C2,C5 積層セラミックコンデンサー 0.1μF50V X7R 2.54mm [113582] 2個
0.1μFで耐圧を満たしていれば大丈夫です。専用のパッドはありませんが1608もつきます。 - F1,F2 ヒューズホルダー 基板用 ミゼットタイプ [110521] 4個(2ペア)
- F1 ガラス管ヒューズ MF51NR 250V2A 20mm [107130] 1個
12Vの電源用です。 - F2 ガラス管ヒューズ MF51NR 250V10A 20mm [107132] 1個
負荷テスト側のヒューズです。設計に合わせて電流値は変えてください。 - RV1 小型ボリューム 5KΩB [117920] 1個
設計ツールで他の値を選択することも可能です。 - RV2 小型ボリューム 100ΩB [101658] 1個
微調節用です。 - RV1,RV2 小型ボリューム用ツマミ(ノブ) 15mm ABS-28 [100253] 2個
無くても問題ありませんが、あると回しやすいです。 - SW1,SW2,SW3,SW4 スライドスイッチ 1回路2接点 基板用 [115707] 4個
- U1 2回路入汎用オペアンプ HTC製LM358N [113213] 1個
- D1 高速スイッチング・ダイオード 1SS178 [107783] 1個
一般的なダイオードであれば割となんでもいいです。 - R1 メタルクラッド抵抗 50W 1個
電子負荷IRV Electronic Load 抵抗値とトランジスタの決定で決めたものを使用してください。 - R6=10kΩ,R7=100kΩ,R2,R3,R4,R5 カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗)
電子負荷IRV Electronic Load 抵抗値とトランジスタの決定で決めたものと10kΩ(R6)、100kΩ(R7)が必要です。1/4、1/6 W、1608のどれでも良いです。 - J2 2.1mm標準DCジャック(4A) 基板取付用 MJ-179PH [106568] 1個
- J3 ターミナルブロック 2P 青 縦 [101309] 1個
- J4 ピンヘッダ 1×4 (4P) [103950] 1個
長い物を切断したもので構いません。 - CPUクーラー 1個
LGA1156、1155、1150、1151に対応しているものが装着できます。Intel純正クーラー以外の足の干渉のチェックはしていません。
電子負荷IRV Electronic Load 抵抗値とトランジスタの決定で電源電圧を5Vに設定した場合は追加で、
- U2 三端子レギュレーター 5V100mA HTC製 LM78L05 [113462]
- C3 積層セラミックコンデンサー 0.1μF50V X7R 2.54mm [113582] 追加で1個 合計4個
組み立て
下の注意が必要な物以外は部品番号に当てはまるところに付けていってください。付ける面もターミナルブロック以外はシルクがあるのと同じ面です。
挿入実装と表面実装の両方が取り付けできるようになっていますが、どちらか片方だけつけてください。
MOSFETの設置
CPUクーラーに接触するようにかさ上げをする必要があります。ワッシャーを使ってかさ上げするのがおすすめです。CPUクーラーを付けた際に、少しテンションが掛かるくらいにしてください。
MOSFETは放熱面が上に来るように設置してください。
3端子レギュレータのジャンパ
電子負荷IRV Electronic Load 抵抗値とトランジスタの決定で電源電圧を12Vに設定した場合は、3端子レギュレータ(U2)の部分でジャンパが必要です。1番ピンと3番ピンをジャンパしてください。真ん中の2番ピン(GND)のパッドに触れないように気をつけてください。
電子負荷IRV Electronic Load 抵抗値とトランジスタの決定で電源電圧を5Vに設定した場合は、シルク通りに3端子レギュレータを取り付けてください。
基板裏面につけるもの
CPUクーラーがつくのと逆側(IRV Electronic Loadと書かれている側)につけるものとして、
- J2 DCジャック
- J3 ターミナルブロック
- RV1,RV2 小型ボリューム
- SW1,SW2,SW3,SW4 スライドスイッチ
があります。
小型ボリュームの付け方
まず初めに位置合わせを行います。基板の適当な位置に置き、足と逆側のパッドと合う位置に下のように線を引きます。
その後、その位置に合わせてはんだを乗せてください。
その後、基板に置いた後、下の写真のようにリード線で足を生やして接続してください。
足とは逆側は2つのパッドとボリューム本体をはんだ付けしてください。
メタルクラッド抵抗の付け方
CPUクーラーと干渉するおそれがあるので、CPUクーラーを付けてから取り付けするのをおすすめします。太い導線でメタルクラッド抵抗の端子と基板を接続するのが良いと思います。