目次
きっかけ
以前に「AliExpressの「3点でUS $5.99」でたくさん買ってみたのでレビュー」という記事を上げたのですが、それから更に色々買ったり、AliExpress側での名前の変更があったので前の記事に続いて商品紹介&レビューです。
買ったもの
AliExpress大量着弾
— Unagi Dojyou (@Unagi_Dojyou) February 25, 2023
もう、一生分のスマートスイッチ、IPカメラ、デジタルテスタ、USBテスタ、カプトンテープを買った気がする pic.twitter.com/x7JjjjGovK
AliExpressで赤外線リモコンをスマートホーム化するやつを買ってみた
— Unagi Dojyou (@Unagi_Dojyou) January 29, 2023
S08とかいう名前
めっちゃ軽い pic.twitter.com/ZQPd3xW7ek
AliExpressで300円弱で買ったmicroSDカード
— Unagi Dojyou (@Unagi_Dojyou) January 29, 2023
安っぽいパッケージに安っぽい印刷だけどちゃんと使える pic.twitter.com/dESYunTDn6
AliExpressで271円で買った64GBなSSDが届いた
— Unagi Dojyou (@Unagi_Dojyou) February 16, 2023
とりあえず使えそう pic.twitter.com/bzZ3Hvvq3Y
各商品レビュー
スマートホーム関連
Tuyaスマートドア開閉センサ
スマートドアセンサーTuya,wifi付きスマートドアセンサー,オープン/クローズド,ウィンドウセンサー,Smartlifeアプリケーション,Google Home,Alexaと互換性があります
部屋のスマートホーム化を進める上で欲しくなったし、273円だったので購入してみました。
単4乾電池2本で駆動する感じです。本体とマグネット側に線が入っている部分があるので、その部分同士が接触するようにすれば、ドアが閉まっている判定になります。軽く使ってみた感じでは問題なく使用できました。分解してみたところこんな感じでした。
マイコンはCB3Sというモジュールが使用されていました。Tuyaによるページがありました。BK7231Nが載っており、WiFiとBluetoothに対応した120MHz、2MBなもののようです。下の電源、磁石検知の部分はこんな感じです。
左にあるPW33と刻印されたチップは電源ICでありPW5100-33(ミラー)と言うようです。3Vを3.3Vに昇圧するDCDCコンバータとなっています。右のQ3の部分に載っている6133 20と書かれたチップは位置的に磁石検知用のホール素子だと思います。検索した感じMT6133(ミラー)だと思います。結構高性能そうなチップですね。中央付近のQ2に載っているのはL6と刻印があり、NPNトランジスタの2SC1623-L6(ミラー)だと思われます。LEDの制御とかをやってる感じですかね
ちなみに、12Vで駆動できるように3.3Vの三端子レギュレータを取り付けて出力をDCDCの上流に直結した結果壊れました。壊れたとき特有の焦げ臭い匂いとともにマイコンが昇天し、ショートモードになってしまいました。何が駄目だったのだろうが…
ドア開閉検知器を12Vでも使えるように改造してたら壊してしまった
— Unagi Dojyou (@Unagi_Dojyou) February 27, 2023
3.3Vラインに3.3V加えただけなのになんで壊れたんだろう? pic.twitter.com/nCMnpwkDiD
Tuyaスマート温度・湿度センサ
音声制御湿度計,wifi,湿度センサー,alexaをサポート
室内用と室外用に2つ購入してみました。
こちらもさっきのドアセンサと同じように単4を2本で動作します。この製品はZigbeeを使用したものだったので、Zigbeeゲートウェイを持っていない自分は使うことができませんでした。ってわけで、分解した中身です。
今回分解したスマート温度・湿度センサはWSD500Aという型番だそうで、Smart Home Sceneが分解レビューを行っています。マイコンはZTUというモジュールが使用されています。こちらもTuyaによるページが有りました。温度・湿度センサは左下についています。電源は電池からZTUに直結となっています。ZTUの対応電圧が1.8~3.6Vなようなので直結でも大丈夫なんですね。
センサには8305と書いてあり、CHT8305/Cというセンサ(データシート)のようです。I2Cで通信している感じっぽさそうです。もし、Zigbeeゲートウェイが低価格で入手できなさそうなら、ESP32とかに載せ替えて見ても良いかもしれません。
Tuyaスマートリモコン(S08)
スマートホームオートメーション用のTuyaSmartirリモートコントロール,Google Home用の交換用リモコン,DVD付き
赤外線リモコンをスマートデバイス化するやつです。リモコンをこれに覚えさせて使えるようにします。S06とS08を買いました。S06は四角形で次に紹介します。S08は円形です。エアコンのスマートデバイス化等に使用しようと思っています。
薄くていい感じのデザインです。Tuya Smartアプリでリモコンを追加できます。プリセットを使用するのとリモコンを学習させる方式があります。リモコンの学習がたまに間違えるっぽく、操作しようとすると反応しないことがあるので、そこがちょっとだけ難点です。分解してみました。
赤外線LEDの量が多くて驚きました。7個もついており、しかも全方位にまんべんなく照らすように円形に角度をつけて設置されており、しっかりした設計です。
マイコン部分はCBUというモジュールでBK7231Nが搭載されていました。ドアセンサと同じマイコンです。
天井の鉄板にくっつけるために磁石を中に仕込みました。ダイソーの強力磁石を接着剤で内部に仕込みました。
Tuyaスマートリモコン(S06)
スマートホームオートメーション用のTuyaSmartirリモートコントロール,Google Home用の交換用リモコン,DVD付き
こちらは先ほどとは形が異なり、四角いやつです。分解する前の写真を取り忘れたのでいきなり分解された写真です。
S08では砲弾型LEDが7子でしたが、こちらでは表面実装型のLEDが4つ載っていました。こちらはLEDの実装が平面的で、しかもケースがかなり厚かったので、反応が悪そうです。(実際に動作確認してないのでなんとも言えませんが…)
使用されているモジュールはCB3Sで、マイコンはBK7321Nでした。ドアセンサと同じですね。
Tuya人感センサ
Tuya ミニ赤外線モーション検出器,人体検出器,赤外線センサー,Tuyaアプリケーション,リモートコントロール,スマートライフ,3.0
こちらはZigbeeなので、ゲートウェイが必要でした。
小型で、500円玉くらいのサイズです。ボタン電池を電源として、CR2450を使用しています。
使用した感じはなかなかいいです。Homebridgeのオートメーションと組み合わせると、かなり使い勝手はいいです。しかし、電池式なのが少し気がかりです。そこは、後々改造してみようと思います。
人感センサ(赤外線センサ)はBS612というものが使用されていました。Adafruitで扱いのある部品ということでなかなか有名な部品だと思われます。データシートも見つかりました。
搭載されているマイコンはZ2 ZHW2243 EJR148と書かれています。メーカーロゴもなく調べてもヒットせず、わかりませんでした。
電気小物
7ポートUSBハブ
スイッチ用の拡張ハブ,1つのドラッグ7つのUSb2.0ハブ,デスクトップとラップトップ用のスプリッター
あんまりいらないですが、スイッチが付いてたり、ポート数が7と多かったのでハブとしてだけではなく、充電器としても使えそうなので買ってみました。
全体的に品質が終わってて、認識しないポート(左から3番目)がありました。また、外側のプラスチックの造形も終わっており、バリがすごかったりします。
一般的なリード線がついていたり、チップだったりするパッケージ化された抵抗ではなく、シート状のものを貼り付けて抵抗としています。こんなのは初めて見ました。はんだですが、とにかくハンダを付ける量が少ない。足が片方しかついておらず、しばらく使っていたら壊れてしまいそうです。
認識しないポート2あたりを見ていたらGNDの端子の部分がうまくはんだ付けされていませんでした。パッドにはんだがなじんでいませんでした。
はんだがうまく付いていない部分も見るけたので、全体的にはんだを盛りました。ちなみに使用したはんだは以前の記事で購入したはんだで、溶けにくかったですがなんとかなりました。
75WシガーソケットUSB充電器(TQ-CC09)
Toocki usb c車の充電器急速充電75ワットqc 4.0 3.0タイプc scp pd高速充電14 13プロマックスxiaomiサムスンredmi
前回の記事でも30W出力のTQ-CC11を買っていましたが、更に高出力な30W+45W出力が可能なTQ-CC09が安く変えたので買ってみました。
Type-Cは20V2.25A、Type-Aは12V2.5Aまでの出力が可能です。12V/24Vの入力に対応しているので12V入力でも20V出力ができるのか気になって実験してみましたが、ダメでした。12V入力の場合は最大で12Vまでしか出力できないようです。もちろん中身が気になったので分解してみました。
USB Type-AとUSB Type-Cで電源が完全に独立しており、C側にはXPM5220が乗っており、A側にはNDP1335KC(データシート(ミラー))が乗っています。C側はUSB-C専用の急速充電用のチップですが、A側のは汎用のステップダウンDCDCコンバータです。もう一つチップが乗っていてX12606と書いてあります。検索しても何も出てきませんが、USB-A側の充電制御チップだと思います。これで、NDP1335KCの出力電圧をコントロールしているのだと思われます。汎用2回路独立していて、このサイズに納めるのはかなりすごいと思います。電子負荷とか持っていないので、耐久試験はできていませんが、そのうち行ってみようと思います。TQ-CC08を分解レビューしている人がいて、そちらでは、Type-C側が同じくXPM5220なようです。20V2.5Aくらいは使えそうです。
電圧計付き75WシガーソケットUSB充電器(TQ-CC08)
Toocki 75ワットusb c充電器QC4.0 PD3.0 scp 5A pd高速充電タイプc車の電話充電器iphone 14 13サムスンxiaomi huawei社に
こちらは先ほどのTQ-CC08のUSB Type-CとUSB-Aの間にデジタル電圧計が付いたものとなります。出力ワット数は同じです。
同じものを分解している人がいました。中身は、A側がSW3523で、C側がXPM5220なようです。電子負荷が作れたら色々試してみようと思います。
USBテスタ(KWS-MX17)
USB電流および電圧計テストモニター検出器電源携帯電話急速充電qc2.0/3.0 KWS MX17
前回の記事でkeweisi KWS-V20を分解レビューしましたが今回はkeweisi KWS-MX17です。他のものとは違い、268円ではなく、403円しました。
KWS-V20では7セグの液晶でしたが、これは汎用の液晶となっています。ただ、機能自体はほとんど変わらず、Wの出力が追加されただけです。keweisi KWS-V20になくて欲しかった機能ではありますが… 入力電圧は30V、電流は5Aまでで150Wまで計測できるようです。
FMD B2B8FKHと書かれたマイコンが搭載されています。液晶は下の方が明るい部分があるのでOLEDではなく、TFTだと思われます。解像度を数えればどの製品の互換品か調べられられて改造できそうですが、面倒なのでしません。液晶にはfM1924170CT6-00 2232と書かれています。その横にある、5ピンの63A+と書かれたICはKWS-V20の時のようにEPROMだと思われます。このページではオペアンプLM321と紹介されていますが、オペアンプが必要な要素がないため、誤りだと思います。他には三端子レギュレータ(HT7533)が載っています。全体的にチップ抵抗、コンデンサの量が多いと思います。シャント抵抗は0.1ΩでKWS-V20の0.25Ωより小さく、良さそうです。
トラックパッド付きミニキーボード
I8キーボードワイヤレスミニキーボードフライングマウスタッチデジタルコンピュータキーボード乾電池小さなキーボード
Twitterでこういうのは便利だという話を聞いたので403円でしたが、買ってみました。
珍しく箱がついて来ました。BluetoothでもUSBドングルでもどちらでも接続ができるようです。ファンクションキーを押しながらF3を押すことで切り替えできます。キーボードはプチプチした感じの打鍵感です。両手で持って親指で入力する感じなのでブラインドタッチは無理です。トラックパッドはそんなには悪くないです。トラックパッドとは別に左右クリックのボタンがあるので、右手でマウスカーソル、左でクリックで使うのが良いと思います。今のところは余り使うシーンがないですが、ベットで使うときとかは使い勝手がかなり良さそうです。電池は単4電池2本ですが、リチウムポリマーを乗せることができそうです。MicroUSBで充電ができるっぽいです。
搭載されているチップはBP0W187と書かれています。調べても何も出てきませんでした。
USBメモリ等記憶装置
ドングルみたいな小さいUSBメモリ1
ミニUSBフラッシュドライブ,64GB,高速ペンドライブ,メタルフリー,ブラック,ストレージデバイス,シルバー
古いPCのストレージを拡張するのにちょうど良いと思って買いました。容量は64GBです。こいつは転送速度が終わっていて通常使用不可です。
見た目は金属がむき出しでかっこよく、抜き差ししやすい用に凹凸も付いておりなかなかいい感じです。
Rufusを使用してWindows To Goをインストールしたのですが、以上に速度が遅く、インストールに10時間くらいかかりました。それで、実際にPCに挿して起動してみると、操作できるようになるまで12時間くらいかかり、しかもエラーがあるからアップデートが必要とか言われ、インストールすると再起動して同じことを聞かれ、ループしてしまいます。操作できるときにShift+F10を押してコマンドプロンプトを立ち上げて色々やってみたんですが、とにかく動作が遅い。タスクマネージャで確認してみると、
このようにUSBメモリとの速度が数100KB/s程度しか出ておらず、ディスクアクセスが100%に張り付いていました。そこでCrystalDiskMarkを試してみたところ
Mixの速度や4KBのWriteが悲惨なことになっていました。これは、遅すぎる!ちなみに以前に記事したSDカードの速度が
こんな感じになっています。本物(普通のちゃんとしたSDカード)と比べると悲惨さがよくわかります。その一方偽物SDカードと似ているようにに感じます(それにしてもMixが遅いが…)。ってわけで、どちらにしろ、かなり酷い性能となっています。写真や動画などの書き込みと読み込みが別々に連続的に行われる物の保存なら問題ないですが、ソフトウェアを保存し、実行するのには使用できません。中身がSDカードだったりするなら交換できるので分解をしてみました。
中身としてはたまーにAliExpressで見かけるUSBとコントローラとNANDが一つのチップになった物が入っていました。表面にはJS-ITE8A1B221164GCと書いてありました。こんな感じになっているので、交換は不可ですね。OSが入らないとなるとあんまり使い道が思い浮かばないですが、小さいしそこそこの容量なので使う機会はありそうです。
ドングルみたいな小さいUSBメモリ2
スーパーミニusbフラッシュドライブ32ギガバイトペンドライブペンドライブ32ギガバイトのusbフラッシュメモリcle usbスティック
こちらも先程のものと同じ様な感じで、ドングルの様な感じなUSBメモリです。容量は32GBと16GBの物があったのでどちらも買ってみました。速度も極端に遅いわけではなくなんとか使えそうです。ただ、容量が64GBないのがちょっと残念です。
見た目はプラスチックな感じですが、黒くて目立ちにくいです。先ほど紹介したやつはキーホルダーを通すようの突起があって邪魔でしたが、これはないのでいい感じです。速度も測ってみました。
普通に遅いですが、先程の寄りはマシに思えます。Mixがちゃんと速度が出ているのでちょっと安心です。中身は察しが付いていましたが、一応分解です。
やはり先程のと同じように一体となったチップが入っていました。16GBのものには、HET-147R-2212-16GB、32GBのものには、R2464R32LCと書かれていました。
ドングルみたいな小さいUSBメモリ3
超高速ミニUSBフラッシュドライブ,16/32/64/128GB,クリエイティブなパーソナライズされた車のミュージックギフト
1つめのが速度が全然ダメでしたが、やはり64GBの物が欲しいってことで買ってみました。USB3.0風にUSBの部分が青色に塗っていありますが、USB2.0です(中華あるある)。
1とは異なり、ストラップ部分の出っ張りが横方向になっているので、刺したときの出っ張りが少なくて良さそうです。速度も計測してみました。2と同じくらいの速度は出ています。
MicroUSBが付いたUSBメモリ
64gb回転otg携帯電話コンピューター,ツーインワンusbフラッシュディスク,64gbミニusbディスク,ムービーデータバックアップ
64GBも容量があったので気になって買ってみました。
よくある安いUSBメモリの形です。MicroUSBの方にはキャップがついていました。金属のカバー的なやつはガバガバで邪魔なだけです。
速度を測った感じはこんな感じでした。
うーん4Kのランダム、ライトがおっそいです。0って…
分解しました。
NANDチップには279N1S ACELW2241827A-Hと書いてあります。調べても何にも出てこないので、どっかのチップのリマーク品だと思います。制御ICはSSOP24パッケージでChipsbank製CBM2199Eです。インターネットで調べるとNANDフラッシュが載っていない制御ICとUSBが付いているものが売っていました。ソフトウェアもダウンロードできるようなので、他のNANDも載せようとできそうです。
スタイリッシュなUSBメモリ
Usbフラッシュドライブ金属16/32/64ギガバイトのusbフラッシュディスクコンピュータデータバックアップギフト高速防水usbフラッシュディスク
USBの部分が一体となった形のUSBメモリです。スタイリッシュでかっこいいと思います。
抜き差しするとき少し硬いです。速度はこんな感じです。
まあ、かなりマシな速度です。ドングルみたいな小さいUSBメモリ2の32GBみたいな速度です。
端子の部分がUSB3.0みたいに青色になっていましたが、もちろんUSB2.0です。分解もしてみました。
一体型となったものが入っていました。ドングルみたいなUSBメモリとは異なり2倍くらいの大きさがあるものでした。表面にはYWAI20I1032M8BU2Lと書いてあります。
63GB SSD
Augaoke ラップトップ用の内部SSD,SATA 120.5インチ,240 GB,480GB,2.5 GB,120GB,128GB,256GB,512GB
ついにSSDなんて売っていました!驚きです64GBですが、非常に使えます。AUGAOKEというブランド名らしいです。型番はH650です。
Windowsに接続したところ、新加巻というパーティション名で認識されました。H2testwで容量偽装が無いことが確認でき、CrystalDiskMarkでは、普通のSSD並の速度となっていました。電源投入回数5回、使用時間0時間となっており、新品です。
分解です。爪で裏蓋がはまっている感じなので適当にマイナスドライバーを差し込んで外します。
なんと、miniSATAなSSDが変換基盤上に載っていました。miniSATAなSSDとしても使えるのは非常にありがたいです。
搭載されていたチップはSというロゴが書いてあるSpecTekのPFF28-10ALというものでした。SpecTekはMicronの検査落ちチップを扱っているメーカーのようです。
裏面に載っているコントローラはmaxiotekのMK8115と言うものでした。SATAをUSBに変換するチップでよく見かけるJMicronの子会社のようです(没記事で以前扱った(´・ω・`))。ADATAのSSDに使われてたりする、そこそこメジャーなエントリーモデル向けのコントローラのようです。
MicroUSB、Type-C、Type-A全部のせSDカードリーダー
コンピューターAndroid携帯電話タイプcユニバーサルotgカードリーダー3.1高速マルチカメラTfカードUSBフラッシュドライブミニ
面白そうだし、一個くらいあっても便利そうなので買ってみましたが、壊れてました!機能としては、Micro SDカードリーダーとUSB OTGケーブルの2つの役割があるようです。
Micro USBはUSB-Aの中に入っていて、爪で溝を押し出して、引き出す感じです。なかなかおもしろい機構です。なお、USBは青色になっていますが、もちろんUSB2.0です。動作確認したところ、SDカードスロットは認識しませんでした。USBポートの方は使えました。分解です。
部品点数が少ないです。チップ抵抗3つと、コンデンサ2つ、LED一つだけです。ICは固められています。これじゃあ、修理は不可能です。飾っておきます。
SDカード32GB・64GB
高速カード16ギガバイト32ギガバイト128グラムメモリカード64ギガバイトtfオリジナル128ギガバイトミニsd32gbメモリカード8ギガバイト
マイクロSDカード,32GB,Extreme Pro,携帯電話用
オリジナルミニsdカードClass10メモリカード64ギガバイトミニカードcartaoデメモリアtfカードのためのホーン
3つくらい買ってみました。64GBが270円はかなり安いと思います。
なんか、安っぽい印刷です。性能はClass10だったり、A1、U3、U1とか書いてありますが、絶対にそんな性能は無いです。H2testwで容量チェックしたのですが、全てパスしました。速度も測ってみました。3つ全部測るのは面倒なので64GBと32GBの一つずつ計測しました。
は、早い…びっくりしました。本物のSanDiskのSDカードくらいの速度が出てます。超小型USB変換を買って、Windows To Go用のUSBメモリとして使おうかな…
32GBの方は普通でした。まあ、ドングルみたいな小さなUSBメモリと比べると十分早いですが…
64GBの方は買いですね。
オーディオ系
S/PDIF入力DAC
デジタルアナログデジタル同軸/光ファイバアナログボックスデジタルアナログ
こちらはS/PDIFのコアキシャルorオプティカルをRCA端子のアナログ信号に変換するものです。付属品として、電源コード(USB(オス)を2.1mmプラグ(オス)に変換)、オプティカルケーブルがありました。
筐体は金属製で、見た目は昔に私が改造した同じ役割のものと全く同じです。音質は普通に問題なく聞ける感じです。変にこもっていたり、ノイズがあったりということはありませんでした。分解ももちろんしてみました。
基板表側が昭和の基板かな?みたいな色、品質、シルクでした。裏面はちゃんと最近っぽい基板でした。ICは1つだけで、GC8418というのが乗っていました。調べてみたところ、集智创芯科技のもので、8413と互換と書いてありました。Cirrus LogicのCS8413のことだと思います。スペックは24bitのD/Aコンバータ、最大192KHzのサンプリングレートと書いてありますが、どこまで正しいのかよくわかりません(流石にハイレゾ出してるわけがない)。似たスペックのMS8413があります。もしかしたら中身同じかもしれません。13ピンが左出力、16ピンが右出力らしいので、基板を見てみると表面実装のセラミックコンデンサにつながっています。このコンデンサ(C26、C22)をオーディオ用の電解コンデンサに交換すれば音質向上が見込めます。
Lightning→3.5mmイヤホンジャック(オス)変換ケーブル
8ピン3.5ミリメートルジャックauxケーブル照明にauxヘッドホンアダプタオーディオ延長kableコネクタスプリッタiphone 14/13/12/11
LightningをAUX入力用の3.5mmイヤホンジャックのオスに変換するものです。イヤホンではなく、スピーカーなどのAUX入力に刺す用のものです。
使ってみた感じとしては、なかなか音質が良いです。あんまり良い耳、イヤホン、音源を持っているわけではないのですが、普通にスマホに挿して聞くくらいの音質はありそうです。YouTubeとかで音楽を聞き分には十分だと思います。なかなかオススメです。3.5mmジャック、Lightningのパッドの部分もちゃんと金メッキだと思われる感じ(しばらく使っていても落ちなかった&色味的に塗装ではないと思われる)で良きです。古いiPhoneでも使えるのか気になったので、ios10なiPhone5に接続してみましたが、ちゃんと使用できました。
分解ももちろんしました。今回は金属の中に基板が入っていて、樹脂で詰められてる感じだったので、ハンダゴテを使って樹脂を溶かして基板を取り出しました。
回路の解析までしてみました。基板上に載っているICは2つで、Lightningをホストとして認識させるためのチップだと思われるCP3004 2228と、USB DACであるπ CHCT4W.1(CKCT4W.1?、CNCT4W.1?)と書かれたチップです。出力のパッドも表裏合わせて5つも付いています。上からRは右出力、Lは左出力K?R?はマイク、再生停止、音量ボタン(イヤホンのリモコン用)、Gがグランド、IDは不明、VはLightningからの電力です。CP3004 2228の方の詳細は調べてもわからなかったのですが、DACの方はπではなくJLで、珠海市杰理科技股份有限公司(珠海杰理とも呼ぶ?)のチップのようです。型番はAC1279Aと言うようです。スペック的には16bitのDAC、12bitのマイク用のADCを積んでいるようです。16bitなので、普通ですな。
基板を眺めていて思ったのですが、カップリングコンデンサが入っていません。正負電源が載っているようには思えないので、挿される側のカップリングコンデンサに頼っている感じですね。良くはないですが、合理的な設計だと思います(ケチって積層セラミックコンデンサを使うよりはマシ)。自分は、LightningでAndroid用のマイク付きイヤホンを動かせるDACを探していたので、これを改造して作成してみようと思います。
USBメモリ再生機能付きBluetoothレシーバー
音質ゴミです。無駄に2個も買ってしまいました。
USBの動作確認は面倒なのでしませんでした。動作確認を取ったところで音質があれなので使うことはないでしょう。とりあえず分解してみました。
何故か上面側にタグのようなものが着いていました。ICは一つのみで、部品点数も非常に少なく未実装のパターンも多いです。ICは24ピンのQSOP24パッケージである、珠海市杰理科技のAC6965A(データシート)っぽさそうです(基板上のシルクから推測)。珠海市杰理科技のチップを搭載している機器を何個か見てきたのですが、同じチップを使っていても音質が良かったり、悪かったりするので回路設計の問題なんだろうなーと思っていました。そこで、試しにカップリングコンデンサを変えてみることにしました。もともと付いていたコンデンサが積層セラミックコンデンサだったので、音が歪んでいる可能性が高かったです。そのため、フィルムコンデンサに変更したり、オーディオ用無極性電解コンデンサに変更してみたりしました。
結果としては、全く音は良くなりませんでした。ってことは、カップリングコンデンサではなく電源やその他の回路部分、もしくはソフトウェア的な問題だと思われます。時間があったらさらなる原因追求と改造をしてみたいです。
USBに刺すBluetoothレシーバー
ブルートゥースとオーディオレシーバー,5.0 m,透明なアダプターとソケットを備えたデバイス
USBメモリみたいにUSBに挿して、そこから出ている3.5mmイヤホンコネクタが出力になる感じの製品です。マイクも本体に付いてます。
くるくるしてるケーブルはちょっと好きではないですが、コンパクトでいい感じです。本体にボタンは付いていません。そのためスマホから操作しないとです。
iPhoneとペアリングするは中華の完全ワイヤレスイヤホンみたい(AirPodsみたい)なダイアログが出てきます。
音質はゴミです。こちらも先程のものと同じで使い物にならないレベルで酷いです。今回ももちろん分解しました。
ABというマークが入ったICが載っています。このチップは中科蓝讯(bluetrum)のAB5335Bだと思われます。これは、下で紹介したBluetoothレシーバーに搭載されているのと同じものです。下のは音が良いのに、こちらの音質は全然ダメです。周辺回路の問題か、ソフトウェアの問題ですかね。
ダイソーのE-21そっくりなBluetoothレシーバー BT001
Essager-Bluetooth 5.0受信機,3.5mmジャック,ワイヤレスアダプター,オーディオミュージック送信機,ヘッドフォン用のBluetooth
バッテリーが内蔵されていて、3.5mmイヤホンジャックが付いており、そこにイヤホンを挿してワイヤレスイヤホン化するみたいな感じで使えます。
見た目は裏面(クリップになっている部分)に文字が書かれていないだけでダイソーのE-21と全く同じです。付属品としてmicroUSBケーブルが入っていました。音質はダイソーのE-21と同じようにかなり良かったです。音量が大きくて、電源を入れたときの案内音声がうるさすぎます。Androidでは最小~3段目くらいまでの音量でしか使い物になりません。あと、音の出始めが少し遅れます。再生し初めて1秒くらいしてから音が出ます。分解ももちろんしました。
ICチップは一つだけです。音声の出力部分がインダクタと抵抗でローパスフィルタとなっているようです。
乗っているICは先ほど紹介したのと同じ、中科蓝讯(bluetrum)のAB5335Bだと思われます。筐体はダイソーのものと同じですが、中身は基板もチップも異なります。ダイソーのE-21との比較はこちらの記事で行っているのでぜひ見てみてください。
Blutoothトランスミッター KN319
2 in 1 Bluetoothオーディオレシーバー,3.5mm,フェイクジャック,ドングル,車,テレビ,コンピューター用のステレオアダプター
地味にこれまでトランスミッターを持っていなかったので初めて使いました。付属品が豪華でした。MicroUSBのコード、RAC↔3.5mmジャック、3.5mmジャック↔3.5mmジャックの3本もケーブルが入っており、取扱説明書はカラー印刷でした。説明書に型番が書いてあってKN319と言うようです。対応コーデックはA2DP、AVRCPです。200mAhのバッテーリーを搭載しているようです。
バッテリーなんて入っていないものだと思っていましたが、電源ケーブルを抜いても使えたので、入っていました。とりあえず受信(RX)ですが、音質はゴミです。送信(TX)ですが、音質はそこまで絶望的ではありません(もちろん悪いが…)。受信よりはマシです。ただ、致命的な問題点があって、モノラルです。左右で平均化されたモノラルとなっています。接続方法ですが、イヤホンをペアリングモードにして電源を入れておけば(ちょっと時間が掛かるが)勝手に繋がります。
分解します。
まあ、もう見飽きた構成です。ここらへんの物は電源IC(レギュレータorDCDC)+BluetoothIC(珠海市杰理科技製)か、BlutoothIC(中科蓝讯)のみと言った感じです。今回は前者でした。
ICは珠海市杰理科技(JT)のAC6936Dだと思われます。ダイソーのと同じICですね。電源ICはLTH7と刻印があり、LTC4054(もしかしたらPL4054)です。バッテリーコントローラのようです。容量が大きいからAC6936Dのバッテリーマネージャを使っていない感じかなぁ
問題のモノラルなTXですが、見た感じちゃんとRLがカップリングコンデンサを通して別々に26、27ピンに繋がっていそうです。ただ、やはりこのチップはADCが一つしかないため、内部処理的に1チャンネルになってしまっているのでしょう。